文字禍・牛人
角川文庫 な4−2
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2020年11月 |
ISBNコード |
978-4-04-110902-1
(4-04-110902-7) |
税込価格 | 528円 |
頁数・縦 | 169P 15cm |
商品内容
要旨 |
古代アッシリヤの大王は、毎夜図書館に出没すると噂される「文字の霊」について、老博士に調査を命じる。博士は万巻の書に目を通すがそれらしい説はない。ある日、ひとつの文字を終日凝視していると、いつしかその文字が解体し、意味の無いひとつひとつの線の交錯としか見えなくなった。この発見を手初めに、文字の霊の性質が次第に判って来たのだが…(「文字禍」)。知られざる傑作6篇を選りすぐって収録。 |
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出版社・メーカーコメント
中島敦の知られざる傑作6編を選りすぐって収録!アッシリアにある世界最古の図書館には、毎夜文字の精霊が出るという。文字に支配される人間を寓話的に描いた「文字禍」をはじめ、「狐憑」「木乃伊」「虎狩」等人間の普遍を目指した著者の傑作6篇を収録。