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紙屋ふじさき記念館 〔3〕

カラーインクと万年筆

角川文庫 ほ25−4

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2021年2月
ISBNコード 978-4-04-110968-7
4-04-110968-X
税込価格 704円
頁数・縦 299P 15cm
シリーズ名 紙屋ふじさき記念館

商品内容

要旨

ふじさき記念館にインクメーカーとガラスペン作家による企画の相談が持ち込まれる。館長の一成から協力を頼まれた百花はそのインクとガラスペンにすっかり魅了される。商品のネーミングに悩んでいると、母から作家だった父の遺品の万年筆を渡され、自分の名前の由来が童謡「春の小川」であったことを思い出す。それをヒントに商品名が決定し大きく進みだすが、またしても一成のいとこ・浩介による本社営業部からの横やりが。

出版社・メーカーコメント

紙に書く、伝わる優しい思い。「活版印刷三日月堂」の著者による絆の物語万年筆やガラスペンで人気のカラーインク。その商品企画を記念館で手掛けることになりはりきる百花たちだったが、またしても本社からの横やりが入って……。紙でつながる人と人の優しい絆の物語。

著者紹介

ほしお さなえ (ホシオ サナエ)  
1964年、東京都生まれ。作家・詩人。95年「影をめくるとき」で第38回群像新人文学賞優秀作受賞。2002年『ヘビイチゴ・サナトリウム』が第12回鮎川哲也賞最終候補作となる。16年『活版印刷三日月堂 星たちの栞』が、第5回静岡書店大賞(映像化したい文庫部門)を受賞、人気シリーズとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)