東京をんな語り
角川ホラー文庫 か3−1
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2021年2月 |
ISBNコード |
978-4-04-110969-4
(4-04-110969-8) |
税込価格 | 748円 |
頁数・縦 | 253P 15cm |
商品内容
要旨 |
青山霊園で白い彼岸花を見た奇譚蒐集家の私は、その暗示的な花言葉を引きずるようにして谷中に向かう。「乗せた女性が忽然と消えた話」で有名な青山タクシー幽霊の足取りを辿るためだ。それを発端に、怪異の糸に導かれるように都内各所を巡回。行く先々で、夜嵐おきぬ、花井お梅、妲己お百ら、因縁の歴史を生きた女たちの魂と同一化していく…。生々しく語られる業深い話の数々。虚実が交錯する、書き下ろし幻想ルポ怪談! |
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出版社・メーカーコメント
女たちの語りが、幽谷の東京を浮き上がらせていく――幻想ルポ怪談!白い彼岸花を見た余韻を引きずりながら、青山タクシー幽霊の足取りを辿るため浅草に向かった著者。それを発端に都内各所を廻るうち、因縁の歴史を生きた女たちと同一化していく錯覚に陥っていく……。