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紙屋ふじさき記念館 〔4〕

故郷の色海の色

角川文庫 ほ25−5

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2021年8月
ISBNコード 978-4-04-111418-6
4-04-111418-7
税込価格 704円
頁数・縦 298P 15cm
シリーズ名 紙屋ふじさき記念館

商品内容

要旨

新入生オリエンテーションで大忙しだった小冊子研究会へ、ひとりの学生が訪ねてくる。百花が作った「物語ペーパー」を見たという。彼女と活版印刷の話で盛りあがり、研究会の新歓遠足は川越にある印刷所「三日月堂」の見学となる。当日、百花は店主の弓子と挨拶を交わす。一方、紙屋ふじさき記念館が入るビルの取り壊しが正式に決定し、その存続は揺らぎ始めていた。物語は川越・「活版印刷三日月堂」と完全リンク、必読!

出版社・メーカーコメント

物語はついに、「活版印刷三日月堂」と完全リンク! 紙が繋ぐ絆の物語「三日月堂」という活版工房でアルバイトをする楓が、「小冊子研究会」に入部してくる。その頃、記念館が入っているビルの建て替えの話が起き、その存続が社内では微妙な状況になっていた……。

著者紹介

ほしお さなえ (ホシオ サナエ)  
1964年、東京都生まれ。作家・詩人。95年「影をめくるとき」で第38回群像新人文学賞優秀作受賞。2002年『ヘビイチゴ・サナトリウム』が第12回鮎川哲也賞最終候補作となる。16年『活版印刷三日月堂 星たちの栞』が、第5回静岡書店大賞(映像化したい文庫部門)を受賞、人気シリーズとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)