紙屋ふじさき記念館 〔5〕
春霞の小箱
角川文庫 ほ25−6
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2022年3月 |
ISBNコード |
978-4-04-111419-3
(4-04-111419-5) |
税込価格 | 726円 |
頁数・縦 | 285P 15cm |
シリーズ名 | 紙屋ふじさき記念館 |
商品内容
要旨 |
紙屋ふじさき記念館の閉館まであと半年と少し。夏休みのサークル遠足で紙の産地・東秩父と小川町を訪れたり、正月の「楮かしき」に参加したりするうちに、百花は作家だった父が民藝運動に関心を持っていたと知る。人の手が生み出すものの良さと伝え続けることのむずかしさに思いを馳せる百花。記念館の閉館イベントの準備、川越の墨流し職人とのワークショップや三日月堂との活版冊子作りの企画が進むなか、予想外の事態が。シリーズ急展開!「紙」がつなぐ優しい絆の物語、第5弾!川越と『活版印刷三日月堂』も再び登場!胸にじんわりしみわたる、あたたかな物語。 |
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出版社・メーカーコメント
紙の持つ手触りにほっとする。『活版印刷三日月堂』の著者による絆の物語。現記念館の閉館まであと半年と少し。大学卒業後の進路も見えてくる中で、百花は一成のもとで和紙の仕事をしたいと強く心に思う。記念館存続のためにも活動を続ける百花だったが、予想外の事態が起きて……。