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向島・箱屋の新吉 新章1

箱屋の使命

角川文庫 時−こ18−22

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2021年8月
ISBNコード 978-4-04-111423-0
4-04-111423-3
税込価格 792円
頁数・縦 315P 15cm
シリーズ名 向島・箱屋の新吉

商品内容

要旨

向島で唯一の芸者・お葉の世話をする箱屋の新吉は、彼女と共に『生駒屋』の寮を訪れた。お葉は、勘定奉行の笠木嘉門を招く座敷に呼ばれていたのだ。そんななか、新吉は寮の庭先に潜む、不審な人物を見つけるが…。一方、定町廻り同心の梶井扇太郎は、稲荷裏に埋められていた冬吉の事件を追っていた。疑わしい人物ばかりで確証を掴めない扇太郎の前に、新吉が現れ―。新吉は、果たして二つの異なる事件を解決できるのか。

出版社・メーカーコメント

小間物屋の殺害と、勘定奉行を狙う影。二つの事件の真相は?「桔梗屋」の人気芸者・お葉に付き添う箱屋の新吉は、彼女とともに「生駒屋」の座敷へやってきた。そこでは勘定奉行の笠木をもてなすためだ。だが、その宴席で、新吉は笠木を狙う影を目撃してしまう──。

著者紹介

小杉 健治 (コスギ ケンジ)  
1947年、東京都生まれ。「原島弁護士の処置」でオール讀物推理小説新人賞、『絆』で日本推理作家協会賞、『土俵を走る殺意』で吉川英治文学新人賞を受賞。社会派推理小説や時代小説で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)