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謁見

角川文庫 時−う24−17 高家表裏譚 4

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2021年9月
ISBNコード 978-4-04-111643-2
4-04-111643-0
税込価格 748円
頁数・縦 284P 15cm

商品内容

要旨

江戸城の高家控えの間で端座していた吉良義冬は、4代将軍徳川家綱から突然の召喚を受けた。嫡子の吉良三郎義央の所在を家綱から直々に尋ねられた義冬は、その所在と、五摂家の近衛基煕を狙った者の存在を打ち明ける。一方、昇爵の返礼のため、京の近衛基煕を訪ねていた三郎は、朝廷で起こっている皇統の争いを父に知らせるべく、その手段を探していた。だが、三郎たちを監視する怪しい人物が現れ―。大人気シリーズ、第4弾。

出版社・メーカーコメント

皇統の世継ぎをめぐる陰謀! 書き下ろし江戸時代小説の新機軸!朝廷から望外の任官を受けた吉良三郎義央は、その首謀者である近衛基熙に返礼するため、京を訪れた。だが三郎は、自らの存在が知らぬうちに幕府と朝廷の利用されていることを聞かされ──。書き下ろし。

著者紹介

上田 秀人 (ウエダ ヒデト)  
1959年大阪府生まれ。歯科医師。97年に第20回小説クラブ新人賞佳作に入選しデビュー。2010年『孤闘 立花宗茂』で第16回中山義秀文学賞受賞。2014年「奥右筆秘帳」シリーズで第3回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)