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インド史 南アジアの歴史と文化

角川ソフィア文庫 I415−1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2021年11月
ISBNコード 978-4-04-111850-4
4-04-111850-6
税込価格 1,210円
頁数・縦 242P 15cm

商品内容

要旨

多様な民族、言語、宗教を広大な大地に包摂し、豊かな文化を築いてきたインド。古代インダス文明の萌芽と神話の成熟。今もインド社会を支配するカースト制度の成立。仏教の誕生、イスラーム王朝の乱立。そして西欧列強による植民地化への長い抵抗の歴史を経て、国家としての独立を勝ち獲るまで、争いに満ちた激動の時代を辿る。5000年にわたる悠久の歴史を南アジア研究の大家が描く、礎としての一冊。

目次

諸民族の来住とインダス文明
アーリヤ民族の進出
仏教とマウリヤ朝
クシャーナ朝と南インドの発展
グプタ朝とヒンドゥー文化
ラージプート諸国家とチョーラ朝
イスラーム政権の出現
ムガル帝国の発展とヴィジャヤナガル王国
マラーターの台頭とムガル帝国の瓦解
ヨーロッパ諸勢力の進出
イギリス植民地支配と「インド大反乱」
国民会議派の出現
ガンディーの登場
分離と独立
新しい秩序の模索

著者紹介

辛島 昇 (カラシマ ノボル)  
1933年生まれ。東京大学名誉教授、大正大学名誉教授、日本南アジア学会理事長、日本学術会議会員などを歴任。福岡アジア文化賞、日本学士院賞など受賞多数。2007年文化功労者に選出、2013年パドマ・シュリ勲章受章。2015年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)