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烈風ただなか

角川文庫 あ42−29

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2022年1月
ISBNコード 978-4-04-111894-8
4-04-111894-8
税込価格 770円
頁数・縦 329P 15cm

商品内容

要旨

石久藩で起きた政争で、かつての学友たちが惨殺され自裁してから2年。その真相が詳らかにならぬまま、鳥羽新吾は元服、日常を取り戻しつつあった。親友の弘太郎から彼の許婚の八千代を紹介されるが、鳥羽の名を聞いた娘は慄き、逃げ去る。同じ頃「林の中で死体を見つけた!」と訴えていた隠居が水死体で発見される。浮上する公儀の存在と鳥羽家の宿命。そして新吾の父・兵馬之介の謎とは?名手が紡ぐ傑作時代小説。

出版社・メーカーコメント

己が斬るのは公儀か藩か、それとも父か? 熱い「青春時代小説」!石久藩の藩学と郷校の間でかつての学友が斬殺され自決するという、陰惨な事件から二年が経った。新吾は元服を迎え親友等もそれぞれの道に進もうとしていた。しかし、再び不穏な風が……

著者紹介

あさの あつこ (アサノ アツコ)  
岡山県生まれ。大学在学中から児童文学を書き始める。『ほたる館物語』で作家デビュー。『バッテリー』およびその続編で野間児童文芸賞、日本児童文学者協会賞、小学館児童出版文化賞、『たまゆら』で島清恋愛文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)