• 本

骨灰

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2022年12月
ISBNコード 978-4-04-111995-2
4-04-111995-2
税込価格 1,980円
頁数・縦 395P 20cm

商品内容

要旨

大手デベロッパーに勤める松永光弘は、自社の現場に関する『火が出た』『いるだけで病気になる』『人骨が出た穴』というツイートの真偽を確かめるため、地下へ調査に向かう。異常な乾燥と嫌な臭い―人が骨まで灰になる臭いを感じながら進み、たどり着いたのは、巨大な穴が掘られた不気味な祭祀場だった。穴の底に繋がれた謎の男を発見し解放するが、それをきっかけに忌まわしい「骨灰」の恐怖が彼の日常を侵食し始める。

出版社・メーカーコメント

東京の地下には地獄が眠っている。進化し続ける異才が放つ新時代のホラー。大手建設会社で広報を務める光弘は、悪い噂の立つ自社の建設現場を調査するうち、図面にない謎の空間で、鎖につながれた男を発見する。光弘が思わず男を解放すると、自身と家族の回りで異変が起こり始め――。

著者紹介

冲方 丁 (ウブカタ トウ)  
1977年岐阜県生まれ。96年、『黒い季節』で第1回スニーカー大賞金賞を受賞してデビュー。2003年、『マルドゥック・スクランブル』で第24回日本SF大賞受賞。09年刊行の『天地明察』で第31回吉川英治文学新人賞、第7回本屋大賞、2011大学読書人大賞、第7回北東文芸賞、第4回舟橋聖一文学賞を受賞。12年、『光圀伝』で第3回山田風太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)