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湯殿山麓呪い村

角川文庫 や5−1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2021年12月
ISBNコード 978-4-04-112070-5
4-04-112070-5
税込価格 990円
頁数・縦 493P 15cm

商品内容

要旨

大手食品メーカーの社長、淡路剛造が自宅で殺害された。現場は密室。事件発生前、自宅の周囲で謎の白装束の男が目撃され、遺体の近くにはミイラ化した人間の指が残されていた。淡路家と関わりのある大学教授助手、滝連太郎は友人の警部と共に事件を追い始める。しかし捜査線上に、被害者の故郷で起きたある母娘の失踪事件が浮かび上がり…。溢れだす知識と連鎖する謎が見事に融合した、角川小説賞受賞の名作ミステリ長編!

出版社・メーカーコメント

非業の死を遂げたミイラの呪いが現代に蘇る。傑作伝奇推理小説!「語らざるべし、聞かざるべし」。大手レトルト食品メーカーの社長が自宅の浴室で何者かに殺害された。事件を追ううちに湯殿山麓の寺の奇妙な戒律が浮かび上がり……?角川小説賞受賞の本格伝奇推理小説。

著者紹介

山村 正夫 (ヤマムラ マサオ)  
1931年大阪府生まれ。49年「二重密室の謎」でデビュー。77年、『わが懐旧的探偵作家論』で日本推理作家協会賞、80年、『湯殿山麓呪い村』で角川小説賞を受賞。日本推理作家協会理事長、日本ペンクラブ理事などを歴任。83年からはエンターテイメント小説作法教室で講義し、多くの作家を育成。怪奇幻想小説や謎解き小説、伝奇ミステリを多数執筆。99年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)