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健康寿命を延ばす「選択」 “見える化”すれば、“合理的に”選べる

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2022年7月
ISBNコード 978-4-04-112246-4
4-04-112246-5
税込価格 1,760円
頁数・縦 303P 19cm

商品内容

要旨

健康寿命とは―健康上の問題で日常生活が制限されることなく、誰にも頼らずに自立した生活を送れる期間。多くの人が、平均寿命までの10年前後は「日常生活が制限される健康上の問題」を抱えることになっている。しかし、毎日の様々な場面での“選択”次第で、健康に問題のない健康寿命を延ばしていくことは可能なのです。

目次

第1章 健康寿命を延ばす「選択」と「見える化」(人生100年時代、本当に100歳まで生きるのか
長生きするなら、どう生きるか ほか)
第2章 自分の体に合った「食べもの」を選択する(なぜ私たちは合理的に選択できないのか
自分のリスクを「見える化」する ほか)
第3章 全身を巡る血液の状態を「見える化」する習慣(“3高”の血管内で起こっていることを見える化する
健診結果からわかる未来を見える化する ほか)
第4章 運動と睡眠の「見える化」で病気になりにくい体をつくる(エビデンスに基づく“効果的な運動習慣”とは
エビデンスに基づく“効果的な睡眠習慣”とは)
第5章 治療にも「見える化」と「選択」を(治療にも「選択」がある
診察室で起こっていること ほか)

出版社・メーカーコメント

生活習慣の改善を先延ばしにしているすべての人のための「究極の一冊」心血管の専門医が解説する「健康寿命を延ばす」たった一つの考え方。食事、運動、病気予防、治療まで、ポイントは「見える化」し、「合理的に選ぶ」こと。医療多様性が叫ばれる今「あなた」が健康を決める時代です。

著者紹介

浅野 拓 (アサノ タク)  
聖路加国際病院・心血管センター循環器内科。1979年生まれ。2006年3月浜松医科大学医学部卒業後、聖路加国際病院の初期臨床研修を開始。心血管センターにて主に冠動脈疾患や弁膜症の診療に従事し、これまで術者として500人以上のカテーテル治療に当たる。急性心筋梗塞など緊急疾患の救命を目的とする診療を行う一方で、チーム医療、個々人のリスクに見合った治療選択、実践的な生活習慣を患者に提案することを重視している。臨床研究には主導的立場から取り組み、これまでLancetやThe New England Journal of Medicineなどの主要医学雑誌をはじめとした70編以上の英語医学論文の作成に関わり、国際学会での講演や発表も精力的に行っている。現在、医療者と患者が協働して医療上の決定を下す「SDM外来」プロジェクトを主導している。2020年アムステルダム大学(University of Amsterdam)にて博士号取得。日本内科学会専門医、日本循環器学会循環器専門医、日本循環器学会関東甲信越支部予防委員会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)