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遺跡発掘師は笑わない 〔15〕

榛名山の荒ぶる神

角川文庫 く35−15

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2022年6月
ISBNコード 978-4-04-112490-1
4-04-112490-5
税込価格 704円
頁数・縦 266P 15cm
シリーズ名 遺跡発掘師は笑わない

商品内容

要旨

宮内庁職員の降旗から海外の発掘事務所への移籍を打診された無量は、迷いながらも群馬の発掘現場へ赴いた。榛名山噴火で埋もれた集落遺構からは、徳川埋蔵金と思しき千両箱が出土し大騒ぎに。なんと中には古墳時代の埴輪が入っており、マスコミも動き始める。しかし無量は、遺物を前にしても全く反応しない自身の右手に強い不安を覚える。“鬼の手”を失った自分は何者なのか―。しかも無量を狙う軍事会社GRMの動きも怪しく!?

出版社・メーカーコメント

無量の〈鬼の手〉に異変が!? 天才発掘師が自らの夢と運命に向き合う!群馬は榛名山の麓。カメケン一行は依頼を受け、榛名山噴火で埋没した集落遺構の発掘を始めるが、思いがけず「千両箱」が出土した。徳川埋蔵金ではと色めき立つが、中から出てきたのは意外な遺物で……?

著者紹介

桑原 水菜 (クワバラ ミズナ)  
千葉県生まれ、東京都在住。中央大学文学部史学科卒業。「風駆ける日」で1989年下期コバルト・ノベル大賞読者大賞を受賞後、90年『炎の蜃気楼』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)