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天穹の船

角川文庫 時−し51−5

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2022年10月
ISBNコード 978-4-04-112828-2
4-04-112828-5
税込価格 858円
頁数・縦 381P 15cm

商品内容

要旨

江戸末期、船大工の平蔵は難破したおろしあ人の船造りを請け負うことに。異人を憎む声が高まる中渋々ながら引き受けた平蔵だが、おろしあ人の温かい心に触れ徐々に考えを改めていく。一方、世間では攘夷派が暗躍し始めていた。その中にはかつて生き別れた幼なじみ・士郎の姿があった。別々の道を歩んだ2人の人生が交差する時、思いもよらない真実が浮かび上がり…。激動の幕末を生きた人々の熱い姿を描いた渾身の時代小説。

出版社・メーカーコメント

言葉を超え、船を造る者達が胸に抱いた夢とは。気鋭による傑作時代小説。江戸末期、船大工の平蔵は異人であるロシア人の船を建造することになった。技術を盗むためと嫌々造船に携わるが、彼らの温かい心に触れる内に友情を育み始める。しかし、攘夷派が彼らの命を狙っていた。

著者紹介

篠 綾子 (シノ アヤコ)  
1971年埼玉県生まれ。東京学芸大学卒業。2000年『春の夜の夢のごとく 新平家公達草紙』で第4回健友館文学賞を受賞し、デビュー。19年『青山に在り』で第1回日本歴史時代作家協会賞(旧・歴史時代作家クラブ賞)(作品賞)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)