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あやかし民宿の愉怪なおもてなし

角川文庫 か72−6

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2022年11月
ISBNコード 978-4-04-113182-4
4-04-113182-0
税込価格 726円
頁数・縦 266P 15cm

商品内容

要旨

人を体調不良にさせる「呪いの目」を持つ孤独な少年・夜守集。高校進学を機に、妖怪の町・境港にある民宿「綾詩荘」に居候することに。しかしそこは、あやかしも泊まれる宿だった!宿で働くことになった集はある日、フクロウの体に幼い男の子の魂が憑いたあやかし「たたりもっけ」と出会う。自分の死を理解できないまま彷徨う彼に、集はもう一度家族に会わせてあげたいと奮闘するが―。愉怪で奇怪なお宿に、いらっしゃいませ!

目次

綾詩荘は怪しそう
たたりもっけの向かう先
雨の恋と傘の旅
いつか大きな止まり木に

出版社・メーカーコメント

ほんの少しでも悪意を持って見た相手を、体調不良にさせてしまう「呪いの目」を持つ孤独な少年・夜守集(やもり しゅう)。高校進学を機に、妖怪の町・鳥取県境港市にある、祖母が経営する民宿「綾詩荘(あやしそう)」に居候することに。しかしそこは、あやかしも泊まれる宿だった! 祖母に上手く丸め込まれ、宿で働くことになった集はある日、フクロウの体に幼い男の子の魂が憑いたあやかし「たたりもっけ」と出会う。自分の死を理解できないまま、この夜を彷徨う彼に、集はもう一度家族に会わせてあげたいと奮闘するが――。 のんびりゆったり居候……のはずが、手のひらサイズのお部屋掃除に、10メートルの布団干し!?愉怪で奇怪なお宿、営業中です!

著者紹介

皆藤 黒助 (カイトウ クロスケ)  
鳥取県境港市生まれ。「妖するに、怪異ではない。」で「スマホ小説大賞2014 角川文庫賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)