商品内容
要旨 |
明治三十六年十一月一日/神戸外国人居留地。悪魔祓師の神童・皆無は、軍の任務中に心臓を貫かれ致命傷を負った。死にゆくなか、どこからか心地よい声が響く。「人の子よ、そなたに第二の心臓を呉れてやろう。その代わり―予と煉獄の先の覇道へ、ともに征こうぞ」現れたのは、天使とすら見紛う少女・楢々栖。「七つの大罪」に名を連ねる悪魔で―そして、彼女には腕が無かった。悪魔の力と引換えに、璃々栖と一蓮托生の命となった皆無。二人の旅路の果ては、煉獄での終焉か、未来を掴む覇道か―明治悪魔祓師異譚『腕を失くした璃々栖』、ここに開幕す。 |
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出版社・メーカーコメント
スニーカー大賞〈金賞〉 悪魔祓いの少年と悪魔の少女の出逢いの果ては――悪魔祓い師の少年・阿ノ玖多羅皆無は、任務中に心臓を貫かれる致命傷を負う。 それを助けた美しき少女・リリスは「七つの大罪」に連なる悪魔だった――。 悪魔祓いと悪魔、対局の二人の数奇な運命が今動き始める!