• 本

73歳、ひとり楽しむ山歩き

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2024年2月
ISBNコード 978-4-04-113277-7
4-04-113277-0
税込価格 1,650円
頁数・縦 286P 19cm

商品内容

要旨

歳を重ねるほど、景色は美しくなる。引っ込み思案な性格、父の死、母の介護。自然を歩き、癒され、自由になるエッセイ。

目次

1 山で出会った道(69歳、大自然の中を貫く
世界一美しい散歩道ミルフォード・トラック ほか)
2 山は文化だった(「山と溪谷」と私
歩くことで紡がれた物語 ほか)
3 「自分の山をやりなさい」(『山なんて嫌いだった』
エベレスト街道の21日間 ほか)
4 登れなくても自然があった(やりたい山に出会った矢先
母「絶対に南極に行く」 ほか)
5 自分のために道を歩く(自分でシナリオを書きながら登っている
還暦から歌手になる ほか)

出版社・メーカーコメント

登頂しなくても、ひとりでも、何歳でもいい。俳優業や介護で中断しながら30年間山を歩き続けて見つけたのは「山の中で見るものはすべてが美しい」ことだった。自然に入り、自分を見つめなおす喜びを綴るエッセイ。【目次】CHAPTER 1 山で出会った道69歳、大自然の中を貫く世界一美しい散歩道、ミルフォードトラック40歳のはじめの一歩白く美しい燕岳自分らしくなれる場所私たちの道標のような人CHAPTER 2 山は文化だった「山と溪谷」と私歩くことで紡がれた物語室堂山ですれ違っただけの人幻のジャンダルムデートCHAPTER 3「自分の山をやりなさい」『山なんて嫌いだった』エベレスト街道の21日間帰国した薄汚い女ヒマラヤの山頂に立つ念願の「自分の山」をやれた夏CHAPTER 4 登れなくても自然があったやりたい山に出会った矢先母「絶対に南極へ行く」小さな自然が元気にしてくれる自然に親しむトレイル・カルチャー加藤則芳さんが遺した道CHAPTER 5 自分のために道を歩く自分でシナリオを書きながら登っている還暦から歌手になる田部井さんとの最後の山歩かれなくなった道は消える足裏で聞く枯葉の音

著者紹介

市毛 良枝 (イチゲ ヨシエ)  
俳優。文学座附属演劇研究所、俳優小劇場養成所を経て、1971年にドラマ『冬の華』でデビュー。以後、テレビ、映画、舞台、講演と幅広く活躍。40歳から始めた登山を趣味とし、93年にはキリマンジャロ、後にヒマラヤの山々にも登っている。環境問題にも関心を持ち、98年に環境庁(現・環境省)の環境カウンセラーに登録。また特定非営利活動法人日本トレッキング協会の理事を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)