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三年長屋

角川文庫 時−か83−3

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2023年2月
ISBNコード 978-4-04-113309-5
4-04-113309-2
税込価格 946円
頁数・縦 411P 15cm

商品内容

要旨

ゆえあって藩を致仕した左平次は、不慮の事故で最愛の娘を失ってしまう。悲しみに暮れる左平次は、訳ありげな老女の導きで長屋の差配を始めた。入居したのは、三年住めば願いが叶うと噂される山伏町の「三年長屋」だった。はじめは「元お武家」と軽んじられる左平次だったが、持ち前のお節介を武器に、住人たちとの間に強い絆を築いていく。頼りになる差配と、くせ者住人たちとの心温まる関わりを描く、笑って泣ける人情小説。

出版社・メーカーコメント

三年暮らせば夢が叶う!? おせっかい大家と、くせ者住人のほっこり長屋劇訳あって武士を辞した佐平次は、山伏町にある三年長屋の大家を勤めることに。河童の神を祀るこの長屋には三年暮らせば夢が叶うという噂があった。おせっかいの佐平次は今日も住人トラブルに巻き込まれ……。

著者紹介

梶 よう子 (カジ ヨウコ)  
東京都生まれ。フリーランスライターのかたわら小説執筆を開始し、2005年「い草の花」で第12回九州さが大衆文学賞大賞を受賞。08年「一朝の夢」で第15回松本清張賞を受賞し、単行本デビューを果たす。以後、時代小説の旗手として多くの読者の支持を獲得し、16年『ヨイ豊』で第154回直木賞候補となり、同作で第5回歴史時代作家クラブ賞作品賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)