• 本

風燃ゆる

角川文庫 時−し79−1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2023年10月
ISBNコード 978-4-04-113768-0
4-04-113768-3
税込価格 902円
頁数・縦 427P 15cm

商品内容

要旨

争乱の続く時代、小館の領主・佐双顕猛の砦が風嶽党に襲われ、側室のお蓮の方が攫われた。顕猛は、この不始末に対し、正室の子である壬四郎に、側室奪還を命じる。無理難題を押しつけられ、孤立無援の壬四郎に助け船を出したのは、客将の福坂幹是軒だった。だが、供をするのは、襲撃時役立たずだった足軽頭のみ。領主の真意が見えぬなか、幹是軒は、奪還へ向けて仲間を集めはじめるが―。痛快無比の書き下ろし長篇時代小説。

出版社・メーカーコメント

領主の側室奪還に、8人の曲者たちが挑む。著者渾身の書き下ろし時代長篇戦国時代、小館の領主・佐双家に、客将として使える福坂は、砦が攻められているとの報を受け、馬を走らせた。だが、領主の側室は山賊に掠われてしまったという。領主は、若き息子に奪還を命じるが……。

著者紹介

芝村 凉也 (シバムラ リョウヤ)  
1961年宮城県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。二十数年のサラリーマン生活を経て、著述活動に入る。2011年「返り忠兵衛 江戸見聞」シリーズ(双葉文庫)にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)