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邪馬台

角川文庫 き25−5 蓮丈那智フィールドファイル 4

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2024年8月
ISBNコード 978-4-04-114081-9
4-04-114081-1
税込価格 1,232円
頁数・縦 631P 15cm

商品内容

要旨

古代、魏の書に登場する邪馬台国は、優れた製鉄と酒造技術を誇りながらも消えた、謎の国だ。民俗学者・蓮丈那智に届いた「阿久仁村遺聞」は、明治時代に地図からも抹消された村の記録だが、邪馬台国への手掛かりとなる文書だった。だが、調査を始めた矢先、次々と不穏な出来事が襲いかかる―。歴史の壮大な謎に、異端の民俗学者と助手が意外な「仮定」や想像力を駆使して挑む。怒涛の知の奔流に圧倒される本格民俗学ミステリ!

出版社・メーカーコメント

激動の歴史の中で、ひっそりと姿を消した小さな村。その村が遺した奇妙な文書は、邪馬台国への真の姿へと迫る秘録だった! 銅鏡、鬼、殺戮、たたら製鉄、出雲大社……驚くべき真の日本史が、眼前に現れる。

著者紹介

北森 鴻 (キタモリ コウ)  
1961年山口県生まれ。95年に『狂乱廿四孝』で第6回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。99年短編連作『花の下にて春死なむ』で第52回日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)を受賞。2010年1月逝去
浅野 里沙子 (アサノ リサコ)  
東京都生まれ。2009年、書き下ろし時代小説『六道捌きの龍 闇の仕置人無頼控』でデビュー。2010年1月に亡くなった北森鴻氏の遺志を継いで本書を完成させた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)