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成り上がり弐吉札差帖

角川文庫 時−ち6−31

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2023年10月
ISBNコード 978-4-04-114207-3
4-04-114207-5
税込価格 770円
頁数・縦 269P 15cm
シリーズ名 成り上がり弐吉札差帖

商品内容

要旨

幼い頃、侍の狼藉がもとで天涯孤独となった青年・弐吉。武家への強い恨みを胸に、札差・笠倉屋で小僧奉公している。理不尽な仕打ちにも耐え、持ち前の機転で困難を跳ね返し励む日々。銭を武器に、侍と対等に渡り合える札差稼業の面白さに弐吉が気付き始めた頃、札旦那の1人が殺しの容疑者になってしまう。貸した金の回収を案じた笠倉屋の主人から、弐吉は真相を探るよう命じられ…。知恵と根性で成り上がる出世奮闘記!

出版社・メーカーコメント

知恵と人情を武器に、札差の世界でのし上がっていく若者の出世奮闘記!侍の狼藉がもとで天涯孤独になった少年・弐吉は、札差で小僧奉公することに。武家と対等に渡り合える札差稼業の面白さに魅せられ、立身出世を目指して奮闘していく。著者渾身の新シリーズ開幕!

著者紹介

千野 隆司 (チノ タカシ)  
1951年、東京生まれ。國學院大学文学部卒業。90年「夜の道行」で第12回小説推理新人賞を受賞し、選考委員から「第二の藤沢周平」と賞賛される。以後、時代小説を中心に活躍中。「入り婿侍商い帖」シリーズは、評論家の縄田一男氏から「著者の新たな頂点」と絶賛を受けた代表作。2018年「おれは一万石」「長谷川平蔵人足寄場」シリーズで第7回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)