ひとりぼっちの私は、君を青春の亡霊にしない
角川文庫 ま53−1
| 出版社名 | KADOKAWA |
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| 出版年月 | 2024年4月 |
| ISBNコード |
978-4-04-114322-3
(4-04-114322-5) |
| 税込価格 | 748円 |
| 頁数・縦 | 245P 15cm |
商品内容
| 要旨 |
「心が死ぬと人は亡霊になる」。人のストレスが黒い影として視えるという佐木くんから、友達が危ないと言われ亜胡は困惑する。咲凛とは仲良しグループだったが、最近仲間はずれになり表情を失っている。最悪、死んでしまう可能性もあると知り、亜胡の気持ちは揺れ動く。友達を救いたいけど、教室で居場所をなくすのは怖い。なかなか一歩を踏み出せずにいたが…。一緒なら変われることがある。悩みも勇気も共感度200%の青春小説! |
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出版社・メーカーコメント
高校生の亜湖は、人目が気になるあまり、周囲に合わせることに慣れてしまい、本当の自分がわからなくなっていた。友だちといると、楽しいけど疲れる−−。みんなと離れて一人になる時間がほしくて、間違えたふりをしてとった選択授業の書道。そこで、中学時代に片思いをしていた男子・佐木冬斗に再会する。中学時代、明るかった彼だが、「人のストレスが視える」という不思議な能力をからかわれ、人を遠ざけるようになってしまっていた。思い切って話しかけた亜湖は、無口な佐木とぽつぽつと会話をするようになる。そして、過度なストレスが原因で、心と表情を失い、人の目に認識されなくなる“亡霊”という恐ろしい現象の存在を知る。亜湖の友人・えみりの心が危ないと佐木に忠告された矢先、えみりがマッチングアプリで出会った男子に殴られるという事件が起きて、学校は騒然とするが……。