歩く亡者 怪民研に於ける記録と推理
角川ホラー文庫 み2−20
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2025年5月 |
ISBNコード |
978-4-04-114724-5
(4-04-114724-7) |
税込価格 | 946円 |
頁数・縦 | 363P 15cm |
商品内容
要旨 |
無明大学にある「怪異民俗学研究室」(怪民研)は、作家であり探偵である刀城言耶の研究室で、膨大な書籍と曰くある品で溢れている。瞳星愛は、昔遭遇した“亡者”の忌まわしい体験を語るため怪民研を訪れた。言耶の助手・天弓馬人は熱心に推理を巡らせ、合理的な解釈を語るが、愛はある事実に気づいてしまう。首無女、座敷婆、狐鬼、縮む家―数々の怪異と謎に2人が挑む。本格ホラー・ミステリの名手による新シリーズ、開幕! |
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出版社・メーカーコメント
瀬戸内にある波鳥町。その町にある、かつて亡者道と呼ばれた海沿いの道では、日の暮れかけた逢魔が時に、ふらふらと歩く亡者が目撃されたという。かつて体験した「亡者」についての忌まわしい出来事について話すため、大学生の瞳星愛は、刀城言耶という作家が講師を務める「怪異民俗学研究室」、通称「怪民研」を訪ねた。言耶は不在で、留守を任されている天弓馬人という若い作家にその話をすることに。こんな研究室に在籍していながらとても怖がりな馬人は、怪異譚を怪異譚のまま放置できず、現実的ないくつもの解釈を提示する(「第一話 歩く亡者」)。首無し女、座敷婆、狐鬼−−怪民研に持ち込まれる数々の不思議な話の真相に、名探偵の助手たちが迫る! ホラー×ミステリの名手による戦慄の新シリーズ始動!