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サーペントの凱旋 となりのナースエイド

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2024年12月
ISBNコード 978-4-04-115130-3
4-04-115130-9
税込価格 1,760円
頁数・縦 349P 19cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • サーペントの凱旋 となりのナースエイド

    ドラマ化でも注目の「となりのナースエイド」シリーズ最新刊。ほかの医療サスペンス読み物とはひと味もふた味も違っている。スリル感や緊迫感がたまらない。近未来の最新医療システムを題材としながら、リアル感いっぱいに伝わってくるのは知念作品ならではの魅力だろう。幾重にも重なった伏線を解きほぐしていく快感を読む者にもたらしてくれる。

    (2025年1月17日)

商品内容

要旨

あらゆる臓器に同時多発的に悪性腫瘍が生じる奇病「シムネス」は、星嶺医大附属病院の伝説的外科医・火神郁男の命までも奪った。火神の死から三年、ナースエイドと外科医の二刀流で働く桜庭澪は、新時代のがん治療装置「オームス」のテストオペレーターとしてハイレベルな手術を一手に引き受けていた。オームス実用化に向けた重要な手術を控えたある日、医師免許を剥奪され海外に渡っていた竜崎大河が突然姿を現す。澪と大河は再びタッグを組み、シムネスの驚くべき秘密に迫っていく―。

出版社・メーカーコメント

医師免許を剥奪され、海外で手術をする竜崎大河と、ナースエイド兼オームスのオペレーターとして星嶺医科大学に残った桜庭澪。二人が再び出会ったとき、難病シムネスの隠された真実が明らかになる。

著者紹介

知念 実希人 (チネン ミキト)  
1978年、沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒業。2011年、第4回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞し、12年、『誰がための刃レゾンデートル』(のちに『レゾンデートル』と改題し文庫化)で作家デビュー。15年、『仮面病棟』が啓文堂書店文庫大賞を受賞。18年より『崩れる脳を抱きしめて』『ひとつむぎの手』『ムゲンのi』『硝子の塔の殺人』『放課後ミステリクラブ 1金魚の泳ぐプール事件』で本屋大賞にノミネート(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)