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禍話n

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2025年3月
ISBNコード 978-4-04-115244-7
4-04-115244-5
税込価格 1,650円
頁数・縦 219P 19cm

商品内容

要旨

パーソナリティのかぁなっき氏、加藤よしき氏は「第n回」について身に覚えがない。「第n回」では過去に語られた話―「ダンボールの家」「人体模型」「キャンプの嘘話」などが、傑作選として語り直されていた。「第n回」で語られた話はいずれも、元の話とはどこか「違う」という。本書はその配信、通称「禍話 第n回」について、著者が取材した内容を一冊の書籍にまとめたものである。そのラジオには“存在しない回”があるらしい。カルト的人気を誇る怪談ラジオを、ホラー界の新鋭が完全書籍化。

目次

か ぞ く の 家
幕間1
〓〓工業
いながいながいな
幕間2
魔縁
たこ
幕間3
祖父の隠しごと
仏〓へ
幕間4
jintaimokei.avi
キャンプの嘘話?
幕間5
How I wonder what you are

出版社・メーカーコメント

SNSを中心にカルト的人気を誇る、怪談ネットラジオ「禍話」。夜な夜な禍々しい話が語られるこのラジオには、「存在しない放送回」=「第n回」がある、という噂があった。「第n回」では、過去に語られた話が、傑作選としていくつか語り直されたそうなのだが、パーソナリティのかぁなっき氏と加藤よしき氏には、そんな放送をした記憶はないという。本書は、ホラー作家の梨氏が「第n回」を聞いたリスナーたちを取材し、その内容を一冊の書籍にまとめたものである。「ダンボールの家」「人体模型」「キャンプの嘘話」−−そこで語られたという話は、元の話とはどこか「違う」ようで……。

著者紹介

梨 (ナシ)  
インターネットを中心に活動する怪談作家。2022年、『かわいそ笑』でデビュー
かぁなっき (カァナッキ)  
北九州に住む書店員。膨大な数の実話怪談を集め、大学時代の後輩でありライターの加藤よしきとともに、猟奇ユニット・FEAR飯を結成。ライブ配信サービス「ツイキャス」にて、2016年から怪談チャンネル「禍話」を配信している
加藤 よしき (カトウ ヨシキ)  
ライター。猟奇ユニット・FEAR飯の「相槌」担当。2024年『たとえ軽トラが突っ込んでも僕たちは恋をやめない』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)