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ロスト・スピーシーズ

角川文庫 し66−4

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2025年1月
ISBNコード 978-4-04-115249-2
4-04-115249-6
税込価格 1,166円
頁数・縦 465P 15cm

商品内容

要旨

南米アマゾンにはがんの特効薬になる「奇跡の百合」があるという―。アメリカ大手製薬会社が招集した探索チームに加わった植物学者の三浦は、製薬会社社員、金採掘人、植物ハンター、現地の大学生という奇妙な面々と共にアマゾンに踏み入っていく。出発早々、正体不明の男たちから命を狙われ、過酷な自然に死の危機に瀕する彼ら。だが三浦には後戻りできない理由があった。そして全員がそれぞれに思惑を隠し持っていて…?

出版社・メーカーコメント

がんの特効薬になる幻の植物「奇跡の百合」を見つけるため、大手製薬会社に所属するクリフォードは南米アマゾン奥地への探索チームを結成した。植物研究者としてメンバーに加わった三浦は、ボディガート役の金採掘人(ガリンペイロ)・ロドリゲス、植物ハンターのデニス、環境問題に取り組む大学生・ジュリアと共にアマゾンに分け入ってゆく。一癖も二癖もある怪しい人物と共に、緑の地獄ともいうべき過酷な自然と対峙する三浦。しかし三浦には、「奇跡の百合」とは別の、ある秘密の目的があった。どんでん返しの名手が仕掛ける、二転三転する予測不能の冒険ミステリ!

著者紹介

下村 敦史 (シモムラ アツシ)  
1981年京都府生まれ。2014年に『闇に香る嘘』で第60回江戸川乱歩賞を受賞。デビュー作ながら数々のミステリランキングにおいて高い評価を受ける。同年に発表した短編「死は朝、羽ばたく」が第68回日本推理作家協会賞短編部門候補、16年『生還者』が第69回日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門候補、19年『黙過』が第21回大薮春彦賞候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)