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空想映像文化論 怪獣ブームから『宇宙戦艦ヤマト』へ

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2025年3月
ISBNコード 978-4-04-116091-6
4-04-116091-X
税込価格 1,980円
頁数・縦 254P 19cm

商品内容

要旨

『ウルトラマン』、『仮面ライダー』、「アニメージュ」とアニメブーム―日本のアニメと特撮が世界に誇るものとなった理由を、60、70年代「テレビまんが」文化から紐解く!『君たちはどう生きるか』『ゴジラ−1.0』アカデミー賞同時受賞の意味。石ノ森章太郎は昭和のIPクリエイターだった!?プリキュアの元祖はセーラームーンではなく○○○○!「怪獣ブーム」を終わらせたのは『宇宙戦艦ヤマト』?

目次

序章 「アニメと特撮」の分断を越える「空想映像文化」
第1部 「テレビまんが」の定義と誕生前夜(「テレビまんが」とは何か?
「特撮文化」と「怪獣ブーム」
昭和の歩みと「テレビまんが」誕生前夜)
第2部 60年代と第1次怪獣ブーム(「テレビまんが」とキャラクタービジネス
2人の“神様”と「第1次怪獣ブーム」
「第2次怪獣ブーム」の前史『サイボーグ009』)
第3部 70年代前半と第2次怪獣ブーム(1970年前後に起きた映像業界の大転換
「等身大変身ブーム」の時代
「テレビランド」の誕生とメディアの変化
「ロボットアニメブーム」の萌芽)
第4部 ロボットアニメブームから『ヤマト』誕生、そして第3次怪獣ブームへ(ロボットアニメブームの正体
出版が価値を創出した「第3次怪獣ブーム」
「第3次怪獣ブーム」の限界点
「ヤマト世代」のクリエイターたちの時代)
終章 「空想映像文化」の未来に向けて

出版社・メーカーコメント

『ウルトラマン』、『仮面ライダー』、『宇宙戦艦ヤマト』、『機動戦士ガンダム』−−アニメ・特撮が混然一体だった1960、70年代「テレビまんが」から考える画期的メディア文化論

著者紹介

氷川 竜介 (ヒカワ リュウスケ)  
1958年兵庫県生まれ。アニメ・特撮研究家。明治大学大学院特任教授、ZEN大学教授(2025年度から)、特定非営利活動法人アニメ特撮アーカイブ機構(ATAC)副理事長。東京工業大学(現・東京科学大学)在学時からアニメ誌上で執筆を始め、IT系製造業勤務を経て2001年に文筆家として独立。文化庁メディア芸術祭アニメーション部門審査委員、毎日映画コンクール審査委員、東京国際映画祭プログラミング・アドバイザーなどを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)