孤独な宝石商は恋を知る
角川ルビー文庫 R206−2
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2025年5月 |
ISBNコード |
978-4-04-116162-3
(4-04-116162-2) |
税込価格 | 858円 |
頁数・縦 | 223P 15cm |
商品内容
要旨 |
宝石が親しまれているグレイト・ラピス王国で屈指の人気を誇る“幻の宝石店”の若き店主ルベルは、ある理由で独り、人目を避けて暮らしていた。ある日、壊れた工具を買いに街に出たルベルは、怪しい商店で騙されそうになったところをゼーという青年に救われ、奇しくも続いた彼との交流の中で、宝石に嫌悪感を抱くゼーの秘密の過去を知ることに。互いの孤独を分かち合った二人は次第に惹かれ合うが、ルベルは誰かを好きになると死に至るといわれる石吐病を発症してしまい―! |
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出版社・メーカーコメント
グレイト・ラピス王国は、宝石の精に愛された国と言われており、国中から様々な宝石の原石が採れ、それらを輸出して栄えている。大切な人に宝石で作られた指輪を贈る文化があるこの国では、ルベルが経営するクラリス宝石店で指輪を作りたいという人は絶えない。しかしルベルは人前に顔を出さず、顧客とのやり取りは伝書鳩を通じた手紙だけ。クラリス宝石店は、店舗すらどこにあるかすら明かしていない。ある日、山を降りて買い物をしていると、怪しい商店に騙されそうになったところをゼノに助けられる。しかしゼノは宝石に対して、嫌悪感を抱いているようで…?