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乱灯江戸影絵 下 新装版

角川文庫 ま1−38

出版社名 角川書店
出版年月 2008年8月
ISBNコード 978-4-04-122764-0
4-04-122764-X
税込価格 836円
頁数・縦 462P 15cm
シリーズ名 乱灯江戸影絵

商品内容

要旨

「尼僧殺しの下手人・幸太が鯖江藩邸に匿われている」弥作に情報を流したのは、将軍の親戚筋、松平越前守の縁者だった。大久保家に対抗する鯖江藩家老、老中安藤対馬守、大目付松波筑後守までもが、幸太をめぐって動き出した。15年前に越前の寒村で起きた焼打ち事件、その裏に隠された真の目的とは?関係者が次々に殺されていく一連の事件に大岡忠相はどう裁きをつけるのか?松本清張の本格時代小説、新装版。

おすすめコメント

名奉行だからこそ曲がったことをするのだ。清張時代サスペンス!吉宗から人捜しの命が下りるが調査はいきづまっている。情報収集に出た隠密は命を落とした。権力者の悪は裁かれない大岡裁きの闇を明らかにしていくスリリングな長編小節。

著者紹介

松本 清張 (マツモト セイチョウ)  
1909年福岡県に生まれる。53年、『或る「小倉日記」伝』で、芥川賞を受賞。56年、朝日新聞社広告部を退社し、作家生活に入る。67年、吉川英治文学賞、70年、菊池寛賞、90年、朝日賞を受賞。92年8月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)