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残花亭日暦

角川文庫 た5−55

出版社名 角川書店
出版年月 2006年7月
ISBNコード 978-4-04-131434-0
4-04-131434-8
税込価格 616円
頁数・縦 269P 15cm

商品内容

要旨

関西の瀟洒な家で、車椅子の夫、老母、パート夫人、ミド嬢、数数のぬいぐるみと共に忙しく暮らす田辺さん。ある日、夫に新たな病が発覚。別れの時を予感しながら、看護と介護と作家仕事を切り盛りしていく。毎日の食卓、原稿執筆、夫の憎まれ口、お葬式、納骨―。作家のありふれた一日から主婦の一大事まで、日々の思いを敏感に、ユーモラスに書き留めた人生日記。発表時、感動の声が続々届いた話題の書。

おすすめコメント

"夫が妻に残した最後の言葉とは?林真理子さん,小川洋子さん、涙の絶賛! 93歳の母、車椅子の夫と3人で暮らす多忙な作家の生活日記。仕事と介護をうまくこなし、季節や旅やお酒を楽しもうとあれこれ工夫する中で、最愛の夫ががんになった。看病そして別れ。人生の悲喜が溢れ出す感動の書。"

著者紹介

田辺 聖子 (タナベ セイコ)  
1928年、大阪生まれ。樟蔭女専国文科卒。63年『感傷旅行』で芥川賞、87年『花衣ぬぐやまつわる…』で女流文学賞、93年『ひねくれ一茶』で吉川英治文学賞、94年菊池寛賞、98年『道頓堀の雨に別れて以来なり』で泉鏡花賞を受賞する。2000年文化功労者に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)