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妖説太閤記 下

角川文庫 や3−114 山田風太郎ベストコレクション

出版社名 角川書店
出版年月 2011年1月
ISBNコード 978-4-04-135667-8
4-04-135667-9
税込価格 836円
頁数・縦 467P 15cm
シリーズ名 妖説太閤記

商品内容

要旨

お市の方へ続く途上の邪魔者をことごとく排除し、秀吉は天下に手を掛ける。だがその時、焦がれ続けた彼女はこの世を去った!絶望する秀吉だったが、彼女に生き写しの遺児・ちゃちゃ姫を手に入れ、遂に切望を果たす。老醜の権力者の欲望は留まることを知らず、肉欲、殺戮、大遠征と、あらんかぎりの悪と権謀の愉しみを開花させ―。女から愛されず、1人の女人と欲に溺れた“人間・秀吉”を正史の背面から描ききった大傑作。

著者紹介

山田 風太郎 (ヤマダ フウタロウ)  
1922年兵庫県生まれ。東京医科大卒。47年「達磨峠の事件」で作家デビュー。49年「眼中の悪魔」「虚像淫楽」で探偵作家クラブ賞を受賞。その後、58年『甲賀忍法帖』を発表し忍法ブームに火を付けた。また、『警視庁草紙』『幻燈辻馬車』等で、開化小説にも新領域を開いた。2001年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)