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ひとりガサゴソ飲む夜は…

角川文庫 し6−23

出版社名 角川書店
出版年月 2010年1月
ISBNコード 978-4-04-151024-7
4-04-151024-4
税込価格 726円
頁数・縦 255P 15cm

商品内容

要旨

熱帯の禁酒国でこっそり手に入れた、悶え苦しむ“秘密のビール”の味とは!?南の無人島で食べた、ゼイタクな酒シャブシャブについて。初めて行った国で飲んだ酒に、破壊的ダメージを受けた痛恨の二日酔い。与那国島の巨大蜘蛛のようなヤシガニの絶品カニミソなどなど…。一度は飲んでみたい幻のお酒の数々から、ちょっと遠慮しておきたいゲテモノオツマミまで、ありとあらゆる酒と肴を、縦横無尽に書き綴る、極上エッセイ。

目次

1 人間は一生のあいだどのくらいビールが飲めるか!?なんてことを考えてもしょうがないけど考える。
2 赤道から極北まで探せばどこかにきっとある。人類のヨロコビと悲しみのみなもと。
3 オアシスの夜はけっこううるさくてついついウイスキーがすすんでしまうのであった。
4 川を下り海をわたる。キングコブラ酒に赤ボヤのプラスマイナス問題について考える。
5 メコン幻のコメウイスキーぐいぐい飲み男からポルトガルの火焔酒まで。
6 ナスの古漬け、キムチのチャーハン、チカの天丼三点セットをさあどうぞ。
7 ひとりガサゴソ飲む夜は覚悟をきめて三時間。くたびれたらアワビの丸ごとおかゆが待っている。

出版社・メーカーコメント

読めば絶対呑みたくなる!世界各国津々浦々のサケと肴を綴った極上エッセイ旅先で出会った極上の酒とオツマミ。痛恨の二日酔い体験。禁酒地帯での秘密ビール――世界各地、どこにいても酒を飲まない夜はないという著者が描く、酒飲みのヨロコビと悲しみがぎっしり詰まった絶品エッセイ!

著者紹介

椎名 誠 (シイナ マコト)  
1944年、東京生まれ。作家。「本の雑誌」編集長。写真家、映画監督としても活躍。『犬の系譜』で吉川英治文学新人賞を、『アド・バード』で日本SF大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)