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私の途中下車人生

角川文庫 み9−12

出版社名 角川学芸出版
出版年月 2010年2月
ISBNコード 978-4-04-159813-9
4-04-159813-3
税込価格 748円
頁数・縦 209P 15cm

商品内容

要旨

日本を代表する紀行作家・宮脇俊三が、その生い立ちから作家デビュー後の鉄道人生を静かに語る。金曜夜に北海道へ出かけ、月曜朝には出社していた会社員時代、待ち時間との闘いだった『時刻表2万キロ』への道程、鉄道に乗ること自体が目的だと理解してもらえない海外取材の悩み―。少しずつ原稿を書き進み「旅行していると、病気をしない」と語る、宮脇俊三の魅力あふれる人生と鉄道への尽きぬ想いにふれる。

目次

第1章 あこがれのループ線
第2章 国破れても列車は走る
第3章 中央公論社のころ
第4章 重役から紀行作家に
第5章 世界の鉄道アンデスからノルウェーまで
第6章 終着駅なしの鉄道人生

出版社・メーカーコメント

楽しいときも辛いときも、いつも鉄道に夢中だった!終戦の日も時刻表通り走り続けていた汽車の記憶、月曜朝に夜行列車で帰っては出社した会社員時代、車窓から見たフィヨルドの絶景――。宮脇俊三が語る人生と作品のなかに、鉄道への尽きぬ想いがあふれる。

著者紹介

宮脇 俊三 (ミヤワキ シュンゾウ)  
1926年、埼玉県川越市に生まれる。51年、東京大学文学部西洋史学科卒業。出版社勤務を経て、鉄道紀行を中心とする執筆活動に入る。著書は、『時刻表2万キロ』(第5回日本ノンフィクション賞)、『時刻表昭和史』(第6回交通図書賞)、『殺意の風景』(第13回泉鏡花文学賞)、『韓国・サハリン鉄道紀行』(第1回JTB紀行文学大賞)ほか多数。99年、第47回菊池寛賞を受賞。2003年2月、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)