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皇女の霊柩

角川文庫

出版社名 角川書店
出版年月 2004年2月
ISBNコード 978-4-04-160760-2
4-04-160760-4
税込価格 968円
頁数・縦 437P 15cm

商品内容

要旨

心ならずも京から江戸の将軍家へ嫁がされた悲劇の皇女和宮。その和宮を卒論のテーマに選んだ美雪の実家は、降嫁行列最大の難所であった木曽路の馬籠にあった。調査のため帰省した美雪は、母親が殺人の嫌疑をかけられていることに驚く。一方、別の殺人事件を調査していた浅見光彦も、被害者の出身地・木曽の妻籠へ向かっていた。同じ時期、雨の夜に起こった二つの殺人、そして妻籠で作られた和宮の柩と、東京・芝の増上寺にある墓に納められた柩―。伝説と事件の謎を大胆な発想で解き明かす歴史ミステリー。

著者紹介

内田 康夫 (ウチダ ヤスオ)  
東京都出身、現在は軽井沢に在住。1980年、『死者の木霊』を自費出版してデビュー。1982年には、浅見光彦が初めて登場する『後鳥羽伝説殺人事件』を上梓。以来、全国を旅して日本人の心の琴線に触れるミステリーを書き続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)