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秋田殺人事件

角川文庫 う1−69

出版社名 角川書店
出版年月 2008年10月
ISBNコード 978-4-04-160772-5
4-04-160772-8
税込価格 902円
頁数・縦 368P 15cm

商品内容

要旨

第三セクター「秋田杉美林センター」の欠陥住宅問題と、県が同社に追加融資した巨額の金の行方に揺れる秋田県。県政のイメージを一新するため副知事に抜擢された望月世津子のもとには、怪しい警告文とともに、謎の焼死事件に関する記事が送られてきた。「やつらにやられた」と言い遺したにもかかわらず自殺とされた死の真相は?世津子の私設秘書として同地に赴いた浅見光彦が政治の闇に鋭く斬り込んだ傑作社会派ミステリー。

おすすめコメント

秋田には魔物が棲んでいる――。女性副知事を襲う難題を浅見が解き明かす!第三セクターの住宅建材偽装事件と使途不明金問題に揺れる秋田県に、光彦の兄・陽一郎の後輩・望月世津子が副知事として赴任することに。陽一郎の命を受け、浅見は世津子のボディガードとして秋田に向かったが……

著者紹介

内田 康夫 (ウチダ ヤスオ)  
東京都出身、現在は軽井沢に在住。1980年、『死者の木霊』を自費出版してデビュー。82年には、浅見光彦が初めて登場する『後鳥羽伝説殺人事件』を上梓。以来、全国を旅して日本人の心の琴線に触れるミステリーを書き続けている。08年3月、第11回日本ミステリー文学大賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)