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熊野古道殺人事件

角川文庫 う1−72

出版社名 角川書店
出版年月 2010年4月
ISBNコード 978-4-04-160775-6
4-04-160775-2
税込価格 814円
頁数・縦 281P 15cm

商品内容

要旨

愛車・ソアラのローンを払い終え上機嫌だった浅見光彦に、作家・内田康夫から1本の電話がかかってきた。生身の人間を小船に乗せて沖合に流す・補陀落渡海が現代によみがえるというのだ。浅見が運転する車で現地へと向かった2人は、南紀山中に差し掛かったところで殺人事件に遭遇する。犠牲者は、小船に僧に扮して乗る予定の男の妻だった。名探偵と作家の迷コンビが操るソアラに襲いかかる罠とは?長編旅情ミステリー。

出版社・メーカーコメント

名探偵・浅見光彦が世界遺産・熊野古道で起きた殺人事件の真相に迫る!作家・内田康夫に、大学教授の松岡が相談を持ちかけた。学生が那智勝浦から船で補陀落へ渡る「補陀落渡海」を企画しているというのだ。不吉な予感がするという松岡に誘われ浅見を運転手に紀伊半島へ向かった内田だが

著者紹介

内田 康夫 (ウチダ ヤスオ)  
東京都出身、現在は軽井沢に在住。1980年、『死者の木霊』を自費出版してデビュー。82年には、浅見光彦が初めて登場する『後鳥羽伝説殺人事件』を上梓。以来、全国を旅して日本人の心の琴線に触れるミステリーを書き続けている。2006年4月に刊行された『棄霊島』で名探偵・浅見光彦は100番目の事件に挑戦。07年、全著作累計部数が1億部を突破。08年3月、第11回日本ミステリー文学大賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)