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「紫の女(ひと)」殺人事件

角川文庫 う1−74

出版社名 角川書店
出版年月 2011年5月
ISBNコード 978-4-04-160777-0
4-04-160777-9
税込価格 880円
頁数・縦 279P 15cm

商品内容

要旨

熱海の網代に軽井沢のセンセを訪ねた浅見光彦は、和菓子店“月照庵”のママから、奇妙な事件の解決を頼まれる。姪・曾宮一恵は、実家で両親と共に毒入りワインを飲んで倒れているのを発見され、ただ一人生き残った。一家心中かと思われたが、彼女は臨死時に幽体離脱して犯人の姿を見たのだという。「紫式部に乾杯」という謎の言葉を手掛かりに、宇治へ向かった浅見を待っていたのは…。和菓子をめぐる哀しくも美しきミステリー。

おすすめコメント

”熱海の網代に””軽井沢のセンセ””を訪ねた浅見は、奇妙な事件の解決を依頼される。一家心中から生還した女性が、幽体離脱で犯人の姿を見たと訴えているらしい。自殺か、殺人か? 事件の真相を求め、宇治へ向かうが…。”

著者紹介

内田 康夫 (ウチダ ヤスオ)  
東京都出身、現在は軽井沢に在住。1980年、『死者の木霊』を自費出版してデビュー。82年には、浅見光彦が初めて登場する『後鳥羽伝説殺人事件』を上梓。以来、全国を旅して日本人の心の琴線に触れるミステリーを書き続けている。2006年4月に刊行された『棄霊島』で名探偵・浅見光彦は100番目の事件に挑戦。07年、全著作累計部数が1億部を突破。08年3月、第11回日本ミステリー文学大賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)