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欲望産業 小説・巨大消費者金融 上

角川文庫 た13-22

出版社名 角川書店
出版年月 2011年5月
ISBNコード 978-4-04-164328-0
4-04-164328-7
税込価格 713円
頁数・縦 458P 15cm
シリーズ名 欲望産業

商品内容

要旨

大手都銀の帝都銀行・元常務の大宮紘平は、行内抗争に敗れ、系列の帝都クレジット社長の座も追われようとしていた。かつて頭取候補と目され、カード業界で大宮旋風と言われる拡大路線を展開したその経歴と手腕に目をつけたのは、消費者金融最大手・富福のオーナー社長、里村栄一だった。が、大宮を待ち受けていたのは、富福の驚くべき企業体質だった。消費者金融の絶頂期を克明に描き、その後の凋落を予言した傑作経済小説。

おすすめコメント

行内抗争に敗れた帝都銀行・元常務の大宮は、消費者金融最大手「富福」のオーナー社長・里村から副社長にスカウトされる。オーナー社長の里村は、絶対君主として同社に君臨していた。消費者金融とは何だったのか?

著者紹介

高杉 良 (タカスギ リョウ)  
作家。1939年東京生まれ。専門紙記者・編集長を経て、75年『虚構の城』でデビュー。以後、綿密な取材に裏打ちされた企業・経済小説を次々に発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)