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かくカク遊ブ、書く遊ぶ

角川文庫

出版社名 角川書店
出版年月 2003年7月
ISBNコード 978-4-04-167121-4
4-04-167121-3
税込価格 607円
頁数・縦 270P 15cm

商品内容

要旨

子供の頃から読書が好きで、作家、それもハードボイルド作家になりたいと思っていた。しかし大学に入ると遊びに明け暮れ、ついには「除籍通知」が届いた。大学卒業後の将来も、ガールフレンドも失い、空っぽとなってしまった。唯一、残されていたのは、小説家への夢だけだった。「人生の長いまわり道」と言われながらも投稿し続けた。そして父が死んだ一ヶ月後、新人賞受賞の知らせが来た―。デビュー後十年間「永久初版作家」と言われ続けながら、直木賞を受賞し、人気小説家と呼ばれるようになった現在までを綴った。小説を書く、そして遊ぶ、大沢在昌・まるごと一冊。

目次

まっすぐなまわり道
名探偵カッレくん
デパートで立ち読み
あの日、僕は六畳の勉強部屋で彼に会い、彼になった
海水浴場までの長い旅
処女作上演の日
ヘアリキッドの匂い
雑居の時代
私の作家前後
私の「文学修業」時代〔ほか〕

著者紹介

大沢 在昌 (オオサワ アリマサ)  
1956年、名古屋生まれ。慶応大学法学部中退。79年『感傷の街角』で小説推理新人賞を受賞後デビュー。その後、86年『深夜曲馬団』で日本冒険小説協会最優秀短編賞を、91年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞、94年『無間人形新宿鮫4』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)