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棟居刑事の複合遺恨

角川文庫 も3−73

出版社名 角川書店
出版年月 2007年5月
ISBNコード 978-4-04-175377-4
4-04-175377-5
税込価格 616円
頁数・縦 264P 15cm

商品内容

要旨

新任教師の佐倉弥生が不良グループのリーダー・後藤龍雄に犯された。少年と級友にとって、弥生は憧れの女神だった。悲惨な現場を目撃した二人は弥生のために、龍雄の殺害を計画する。だが、二人はまだこの時点で知る由もなかった。この無垢なる一途な行為が、呪われた運命の序曲だということを―。棟居刑事が、錯綜する事件の奥に秘められた男と女の愛憎と心の葛藤を紐解いていく。社会派ミステリー。

おすすめコメント

棟居が錯綜する人間の愛と宿業に肉迫する! 憧れの新任女性教師が中学の不良グループのリーダーに犯される現場を目撃した二人の青年。彼らはリーダーの殺害を実行した。だが、二人は知らなかった。これが呪われた運命の序曲だと言うことを・・・。社会派推理。

著者紹介

森村 誠一 (モリムラ セイイチ)  
1933年熊谷市生。青山学院大卒。10年に及ぶホテルマン生活を経て作家となる。江戸川乱歩賞・日本推理作家協会賞・角川小説賞を受賞。推理小説の他、歴史小説・ドキュメントにも作風を広げている。2004年には作家生活40周年をむかえ、日本ミステリー文学大賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)