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鏡の国のアリス

角川文庫 キ1−2

出版社名 角川書店
出版年月 2010年2月
ISBNコード 978-4-04-211804-6
4-04-211804-6
税込価格 792円
頁数・縦 238P 15cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 今度のアリスは、
    鏡を通ってあべこべの世界に行ってしまいます。
    そこでは目的地を目指すと遠ざかり、
    文字も全部あべこべ。
    ひょんなことからチェスのゲームに参加したアリスは、
    今回もアクの強いキャラクターにどんどん出会います。
    タマゴのハンプティ・ダンプティや、
    ヒツジのおばさん、
    ジャバウォックの詩も出てきます。

    角川文庫はテニエルの原画を挿絵に使用。
    物語のイメージがどんどん膨らんでいきます。

    (2014年10月2日)

商品内容

要旨

「不思議の国」から半年後の雪の日。子ネコのキティとおしゃべりを楽しんでいたアリスは、暖炉の上の鏡をくぐり抜けてしまいます。なんとそこは、赤白のキングやクイーン、ナイトらの住むチェスの世界。さらには、おしゃべりする花々や卵のハンプティ・ダンプティも集い…おのずとチェスゲームに参加したアリスは、女王を目指すのですが…。ジョン・テニエルの美しいオリジナル挿絵を全点収録、永遠の名作童話の決定版。

出版社・メーカーコメント

美しい原画の装丁で、装い新たに甦る、永遠の名作童話決定版!ある日、アリスが部屋の鏡を通り抜けると、そこにはおしゃべりする花々やたまごのハンプティ・ダンプティたちが集う不思議な国。そこでアリスは女王を目指すのだが……。大人も楽しめる、永遠の名作童話決定版!

著者紹介

キャロル,ルイス (キャロル,ルイス)   Carroll,Lewis
1832‐1898。イングランド北西部チェシャー州出身。本名:チャールズ・ラトウィッジ・ドッドソン。数学者であり、作家。母校オックスフォード大学で数学講師を務めていた際、学寮長リドルの次女アリスのために書き下ろした物語が、『不思議の国のアリス』(1865年)の原型となる
河合 祥一郎 (カワイ ショウイチロウ)  
1960年生まれ。東京大学およびケンブリッジ大学より博士号を取得。現在、東京大学大学院総合文化研究科准教授。イギリス演劇・表象文化論専攻。著書に『ハムレットは太っていた!』(サントリー学芸賞受賞)など、気鋭のシェイクスピア研究者であり、新訳も手掛けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)