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ベルナのしっぽ

角川文庫

出版社名 角川書店
出版年月 2002年3月
ISBNコード 978-4-04-364201-4
4-04-364201-6
税込価格 792円
頁数・縦 318P 15cm

商品内容

要旨

「郡司さん、ベルナです。黒のラブラドール種、メス、一歳六カ月、大型犬です」…27歳で失明した著者は、子育てをするため、犬嫌いを克服して盲導犬とパートナーを組む決意をする。訓練所でのベルナとの出会いには、とまどいを隠せなかったが、タバコの火をおしつけられてもほえもせず逃げずにじっと我慢するベルナとの間に、やがて強く確かな絆が結ばれていく。しかし、家族の大事な一員となったベルナとも、やがて別れの時が…。人間と犬という境を越えて育まれた感動の愛の物語。

目次

1章 心を通わせて
2章 初めての町で
3章 赤ちゃん誕生
4章 みんな家族
5章 二人はきょうだい
6章 老いていく日々
7章 ベルナの“反乱”
8章 さようなら、ベルナ

おすすめコメント

27歳で失明したななえさんは大の犬嫌いでしたが、子育てのため盲導犬とパートナーを組むことに。困難な日々を共に乗り越え家族の一員となっていたベルナともやがて別れの日が…。感動のラストに涙がとまりません。

著者紹介

郡司 ななえ (グンジ ナナエ)  
新潟県高田市(現・上越市)生まれ。ベーチェット病により27歳で失明。現在、東京都江東区在住。「共に生きる社会とは何か?」というテーマで「盲導犬ベルナのお話の会」を主宰。全国の幼稚園、小中学校、地域団体等で550回を超える講演を行っている。日本盲人作家クラブ同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)