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遥かなる大和 上

角川文庫 や41−9

出版社名 角川書店
出版年月 2010年8月
ISBNコード 978-4-04-382809-8
4-04-382809-8
税込価格 990円
頁数・縦 527P 15cm
シリーズ名 遥かなる大和

商品内容

要旨

大和朝廷で改革を進める聖徳太子の期待を背負い、遣隋使に加わった留学生・高向玄理と南淵請安は、隋都で大使・小野妹子から密命を受ける。通事(通訳)・鞍作福利が、奪われた隋帝の国書を追って失踪したため、その行方を探ることになったのだ。高句麗侵略の準備に騒然とする隋で2人が見たのは、帝国の疲弊した現実だった。国書は誰に、なぜ奪われたのか?東アジアの視点から古代日本を活写する、全く新しい歴史小説の誕生。

著者紹介

八木 荘司 (ヤギ ソウジ)  
1939年、兵庫県生まれ。京都大学文学部卒業。63年、産経新聞社入社。大阪本社編集局社会部長、同編集長、東京本社論説委員長、編集特別委員を歴任。産経新聞に長期連載した『古代からの伝言』シリーズは、ノンフィクションの手法で「日本書紀」の世界を再現し、反響を呼ぶ。有沢創司の筆名で『終りなき伝説―ソニー大賀典雄の世界』、フィクション作品に『ソウルに消ゆ』(第5回日本推理サスペンス大賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)