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道三堀のさくら

角川文庫 や45−1

出版社名 角川書店
出版年月 2008年12月
ISBNコード 978-4-04-392901-6
4-04-392901-3
税込価格 880円
頁数・縦 467P 15cm

商品内容

要旨

道三堀から深川へ、暮らしに欠かせない飲み水を届ける水売りたちは、皆自分の仕事に誇りをもって働いている。そんな水売りの一人、龍太郎には、蕎麦屋の娘・おあきという許婚がいる。日本橋の大店が蕎麦屋を出すとの報せに、「美味い水」が必要だと思い知らされ、協力して美味い水造りを始めるが、いつしか二人の間に微妙な隙間風が吹き始めて…。人の気持ちに翻弄されつつも、せつなく凛々しい、江戸の「志」を描く長編時代小説。

おすすめコメント

二人の気持ちは、ぴたりと重なり合っていたはずだった・・・。道三堀から深川へ、水を届ける「水売り」の龍太郎には、蕎麦屋の娘おあきという許嫁がいた。日本橋の大店が蕎麦屋を出すと聞き、二人は美味い水造りのために力を合わせるが・・・。江戸の「志」を描く長編時代小説。

著者紹介

山本 一力 (ヤマモト イチリキ)  
1948年高知市生まれ。東京都立世田谷工業高校電子科卒業。旅行代理店、広告制作会社勤務などを経て、97年「蒼龍」で第77回オール讀物新人賞を受賞。2002年に『あかね空』で第126回直木賞を受賞。豊かな江戸人情を描き、多くの読者を魅了する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)