• 本

ファントム・ピークス

角川文庫 き32−1

出版社名 角川書店
出版年月 2010年12月
ISBNコード 978-4-04-394402-6
4-04-394402-0
税込価格 792円
頁数・縦 333P 15cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 山の中に何かいる…!

    ミステリーかホラーだと思って読んだら、以外にもハリウッド級のスリルのパニックエンタテイメントでした!一言で言うなら、山版「ジョーズ」!…といえばどんな話かおわかりですね?海の中で鮫に追い回されるのも怖いですが、木々がうっそうと生い茂る山の中で…というのも怖い。正体が明らかになった「何か」に襲いかかられるシーンも、いや〜怖かった怖かった!思わず本を握りしめて「逃げてぇー!」とじたばたしてしまったくらい。この生々しさと迫力は、ぜひ映画で見てみたい!

    (2011年7月16日)

商品内容

要旨

長野県安曇野。半年前に山で行方不明となった妻の頭蓋骨が見つかった。三井周平は悲嘆に暮れながらも、遭難場所から遠く離れた場所で発見されたことに疑問を持つ。あれほど用心深かった妻に何があったのか?数週間後、沢で写真を撮っていた女子大生が行方不明に。捜索を行う周平たちをあざ笑うかのように第三の事件が起こる。山には、一体何が潜んでいるのか!?稀有の才能が遺した、超一級のパニック・エンタテインメント。

著者紹介

北林 一光 (キタバヤシ イッコウ)  
1961年長野県生まれ。映画宣伝会社のプロデューサーを経て、執筆活動に入る。2005年『ファントム・ピークス』(応募時作品名「幻の山」)が第12回松本清張賞最終候補に。次回作を書き進める中、癌を発症しその才能を惜しまれつつ06年に他界(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)