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家紋の話

角川ソフィア文庫 J114−1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2016年1月
ISBNコード 978-4-04-400009-7
4-04-400009-3
税込価格 1,188円
頁数・縦 295P 15cm

商品内容

要旨

「紋」といえば、封建社会や家族制度から生まれた格調高き文様―と思いきや実は様々な柄がある。日、月、星の天文から雪や波などの自然、はたまた植物や花々、身の回りの品々まで。究極の日本のデザインともいえるその世界に魅せられ、40年以上も上絵師として紋章を描き続けた直木賞作家が、「紋」の成り立ちと変化、そこに込められた遊び心と驚きの意匠を語る。職人ならではの視点と軽妙洒脱な文章で綴る極上の紋章入門!

目次

紋と上絵師
紋前史
紋の誕生
紋と武家
紋の盛衰
『見聞諸家紋』
商家の紋―紋の豊かさの原動力
紋の進化―丸と中心の円
江戸―紋の最盛期
江戸―紋と遊ぶ
紋と絵師たち
紋帳と研究書
円の中の百技
菱は枠好み
菱の仲間たち
四角 武骨でなくする工夫
紋から模様へ

おすすめコメント

「紋」といえば、封建社会や家族制度から生まれた格調高き文様――と思いきや、実は様々な柄がある。日、月、星の天文から雪や波などの自然、はたまた植物や花々、身の回りの品々まで。究極の日本のデザインともいえるその世界に魅せられ、40年以上も上絵師として紋章を描き続けた直木賞作家・泡坂妻夫が、「紋」の成り立ちと変化、そこに込められた遊び心と驚きの意匠を語る。職人ならではの視点と軽妙洒脱な文章で綴る、極上の紋章入門!収録図版約2000点。

著者紹介

泡坂 妻夫 (アワサカ ツマオ)  
小説家。1933年、東京神田生まれ。家業の紋章上絵師を続けるかたわら、1976年『DL2号機事件』で第1回幻影城新人賞に入選し推理作家としてデビュー。以後『乱れからくり』(日本推理作家協会賞)、『折鶴』(泉鏡花文学賞)、『蔭桔梗』(直木賞)など著書多数。2009年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)