• 本

官能小説の奥義

角川ソフィア文庫 C116−1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2016年4月
ISBNコード 978-4-04-400099-8
4-04-400099-9
税込価格 924円
頁数・縦 208P 15cm

商品内容

要旨

読者の性欲を刺激し、淫心をかき立ててきた官能小説。単純な行為をいかに濃密に淫靡に、いやらしく描くか―。先人たちは苦労して、読者の妄想を逞しくさせる官能用語を編み出した。「花弁」「小鳥の嘴」「マグロの赤身」「熱帯」…女性器の斬新な描写からは、表現へのフロンティア精神が感じられる。官能小説の文体確立までの歴史を追いつつ、独自の表現を磨き、鎬を削ってきた作家たちの豊潤で奥深い日本語の世界に迫る。

目次

序章 官能小説の文体の歴史
第1章 性器描写の工夫
第2章 性交描写の方法
第3章 フェティシズムの分類
第4章 ストーリー展開の技術
第5章 官能小説の書き方十か条

おすすめコメント

読者の性欲を刺激し、淫心をかき立ててきた官能小説。単純な行為をいかに濃密に淫靡に、いやらしく描くか――。先人たちは苦労して、読者の妄想を逞しくさせる官能用語を編み出した。「花弁」「小鳥の嘴」「マグロの赤身」「熱帯」……女性器の斬新な描写からは、表現へのフロンティア精神が感じられる。官能小説の文体確立までの歴史を追いつつ、独自の表現を磨き、鎬を削ってきた作家たちの豊潤で奥深い日本語の世界に迫る。

著者紹介

永田 守弘 (ナガタ モリヒロ)  
1933年東京生まれ。官能小説を40年以上にわたり、年間300篇あまり読みこなし、新聞、雑誌などに紹介している第一人者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)