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徒然草 現代語訳付き

新版

角川ソフィア文庫 A311−1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2015年3月
ISBNコード 978-4-04-400118-6
4-04-400118-9
税込価格 1,188円
頁数・縦 475P 15cm

商品内容

要旨

日本人にもっとも親しまれてきた随筆『徒然草』。人生・恋愛・政道・自然観・美意識・有職故実など、243段の話題がしばしば連想的な配列で並ぶ。無常観が流れ、尚古的な思想が著しいが、実益をもたらす技能を尊重するなど、中世の現実を見据えた視点もあわせ持っている。近年劇的に進んだこの時代の歴史学の研究成果を取り込み、歴史、文学の双方の領域にわたり基礎的事項から再考。本文、注釈、現代語訳のすべてを刷新した決定版。

おすすめコメント

無常観のなかに中世の現実を見据えた視点をもつ兼好の名随筆集。歴史、文学の双方の領域にわたる該博な知識をそなえた著者が、本文、注釈、現代語訳のすべてを再検証。これからの新たな規準となる決定版。

著者紹介

兼好法師 (ケンコウホウシ)  
鎌倉時代後期から南北朝時代中期にかけての人。和歌四天王の一人に数えられ、家集も残す
小川 剛生 (オガワ タケオ)  
1971年東京生まれ。慶應義塾大学文学部卒、同大学大学院文学研究科博士課程中退。熊本大学、国文学研究資料館を経て慶應義塾大学文学部准教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)