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美しい日本語

角川ソフィア文庫 E107−2

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2016年12月
ISBNコード 978-4-04-400231-2
4-04-400231-2
税込価格 792円
頁数・縦 253P 15cm

商品内容

要旨

古来、他者との関係性や自然を大切にしてきた日本人。その豊かな文化を映しこんだ美しい言語である日本語を、言語学の第一人者が多くの事例とともに解説。日本人らしい表現や心を動かす日本語、間違いやすい言葉、「が」と「は」は何が違うのか、相手にわかりやすく説明するための6つのコツなどを、具体的なアドバイスを交えつつ紹介。人を引きつける、美しい表現と伝え方で日本語力が一段とアップする、実践的日本語講義。

目次

第1章 「常識度」模擬試験(敬語のカン違い
理屈に合わない表現
あいまいな言葉の使い方
日本人らしい表現)
第2章 周りを引きつける人の日本語力(じょうずに話すということ
おもしろくて役に立つ文法の話)
第3章 「話せばわかる」日本人の本音(日本人の「はい」と「いいえ」
「おはようございます」は業界用語?
眼目は最後の最後に
卑下と自慢は紙一重
いずれ相談いたしまして
「弁解するようだが」と言う人)
第4章 日本人の心を動かす言葉(やっぱりこだわってしまう一言
よくも悪くも日本人)
第5章 言葉の背景を学ぶ(変わるものと変わらないもの
方言は短い文学である)

おすすめコメント

「気遣い」と「心遣い」はどう違う? −−美しい表現と伝え方で、日本語力がアップする実践的日本語講義! 古来、他者との関係性や自然を大切にしてきた日本人。その豊かな文化を映しこんだ美しい言語である日本語を、言語学の第一人者が多くの事例とともに解説。日本人らしい表現や心を動かす日本語、間違いやすい言葉、「が」と「は」は何が違うのか、相手にわかりやすく説明するための6つのコツなどを、具体的なアドバイスを交えつつ紹介。人を引きつける、美しい表現と伝え方で日本語力が一段とアップする、実践的日本語講義。

著者紹介

金田一 春彦 (キンダイチ ハルヒコ)  
大正2(1913)年、言語学者金田一京助の長男として東京に生まれる。昭和12年、東京帝国大学国文科を卒業。専攻は国語学。名古屋大学で助教授、東京外国語大学、上智大学で教授を歴任。東京芸術大学、ハワイ大学、在中国日本語研修センター(北京)、NHKアナウンサー養成所などで講師、玉川学園客員教授などを務め、日本ペンクラブ理事なども兼任した。教科書や辞書他の編纂で多くの人に親しまれた、日本語研究の第一人者。平成9年文化功労者に選ばれる。平成16年5月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)