悲劇文学の発生・まぼろしの豪族和邇氏
角川ソフィア文庫 J120−1
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2017年6月 |
ISBNコード |
978-4-04-400238-1
(4-04-400238-X) |
税込価格 | 1,320円 |
頁数・縦 | 214P 15cm |
商品内容
要旨 |
いかにして日本民族に、悲哀の文学とも称すべきものが発生したか、そしてその管理者は誰であったか、更になぜこの管理者が自分の味わった悲劇として語らねばならなかったか―処女作「悲劇文学の発生」をはじめ、語りと伝承者、悲劇文学の流通を論じる四篇を収録。『古事記』のなかに頻出する豪族和邇氏の存在に着目し、その謎と伝承との関わりを解き明かす。国文学者・角川源義の原点をさぐる、珠玉の論考集。 |
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目次 |
悲劇文学の発生―説話の管理者に対する一考察 |
おすすめコメント
いかにして日本民族に、悲哀の文学とも称すべきものが発生したか、そしてその管理者は誰であったか、更になぜこの管理者が自分の味った悲劇として語らねばならなかったか――処女作「悲劇文学の発生」をはじめ、語りと伝承者、悲劇文学の流通を論じる四篇を収録。『古事記』のなかに頻出する豪族和邇氏の存在に着目し、その謎と伝承との関わりを解き明かす。国文学者・角川源義の原点をさぐる、珠玉の論考集。解説・三浦佑之 「悲劇文学の発生」 「和邇部の伝承」 「まぼろしの豪族和邇氏」 「日本海時代――海の古代史」